「客先常駐ってやめとけって聞くけど実際どうなの?」
インフラエンジニアやネットワークエンジニアを目指している人なら、一度は気になったことがあると思います。
実際、ネット上では、
- 客先常駐は辛い
- やめとけ
- 人生終わる
- スキルが身につかない
など、かなりネガティブな意見も多いです。
私自身も、新卒からインフラ運用・ネットワーク運用の現場を経験し、客先常駐も長く経験してきました。
その中で感じたのは、
「確かに辛い部分はある。でも、環境次第でかなり変わる」
ということです。
この記事では、実際に客先常駐を経験した立場から、
- なぜ「やめとけ」と言われるのか
- どこが辛いのか
- 逆にメリットはあるのか
- 市場価値を上げる方法
を本音ベースで解説します。
目次
そもそも客先常駐とは?
まず最初に、客先常駐について簡単に説明します。
客先常駐とは、自社ではなく、顧客企業のオフィスで働くスタイルです。
特にインフラエンジニア業界ではかなり一般的です。
例えば、
- 金融系企業
- 大手メーカー
- 通信キャリア
- データセンター
などに常駐して働くケースがあります。
仕事内容としては、
- ネットワーク運用
- サーバ運用
- 監視業務
- 障害対応
- 設計・構築
- PM支援
などさまざまです。
特に未経験からインフラエンジニアになる場合、客先常駐スタートになるケースはかなり多いです。
なぜ「客先常駐はやめとけ」と言われるのか
では、なぜここまで「やめとけ」と言われるのでしょうか。
実際に働いて感じた理由を解説します。
人間関係がかなり特殊
まず大きいのが、人間関係です。
客先常駐では、
- 自社の上司
- 客先担当者
- 別会社の常駐メンバー
など、多くの会社の人と一緒に働くことになります。
つまり、かなり気を使います。
しかも、自社社員が少ない現場だと孤独感もあります。
「自分はどこの会社の人間なんだろう…」
と感じる瞬間も正直ありました。
現場によって当たり外れが大きい
これもかなり大きいです。
客先常駐は、本当に現場ガチャがあります。
例えば、
- 学べる現場
- 単純作業だけの現場
- 障害対応ばかりの現場
- 上流工程を経験できる現場
など、環境差がかなり激しいです。
同じ会社でも、案件次第で働き方が全く変わります。
これは実際かなり運要素があります。
評価されにくい
これは以前の記事でも書きましたが、運用系は特に評価されにくいです。
客先常駐の場合、
- 成果が見えにくい
- 常駐先評価に左右される
- 社内アピールしづらい
という問題があります。
頑張っていても、評価が見えづらい。
これはかなりモヤモヤしました。
帰属意識が薄くなる
長く常駐していると、自社との関わりが減ります。
すると、
- 社内情報がわからない
- 同期と差が出る
- キャリア相談しづらい
なども起きます。
特に若手時代は不安になりやすいと思います。
逆に客先常駐のメリットもある
ただし、客先常駐=悪ではありません。
実際にメリットもあります。
大規模環境を経験できる
これはかなり大きいです。
特に大手企業常駐では、
- Cisco
- FortiGate
- Palo Alto
- 大規模WAN
- 無線LAN
など、大規模環境を経験できるケースがあります。
これは市場価値につながります。
中小企業では触れないレベルの機器を扱えることもあります。
実務経験を積みやすい
未経験からだと、まずは現場経験がかなり重要です。
客先常駐は、
- 障害対応
- 運用
- 問い合わせ対応
- 設定変更
など、実務を経験しやすいです。
これは大きなメリットです。
実際、私も運用経験が後々かなり役に立ちました。
案件次第で市場価値が上がる
ここがかなり重要です。
客先常駐でも、
- 設計
- 構築
- PM
- プリセールス
などに関われる案件なら、市場価値はかなり上がります。
実際、私も運用だけではなく、
- 提案
- 要件整理
- PM支援
などを経験したことで、年収が大きく変わりました。
個人的に辛かったこと
個人的に辛かったのは、
「ずっと常駐先に合わせる感覚」
です。
例えば、
- 客先ルール
- 客先文化
- 客先の人間関係
などにかなり影響されます。
さらに、
- 夜間対応
- 休日障害
- 長時間作業
などもある現場があります。
もちろん全ての現場がブラックではありません。
しかし、現場によってはかなり大変です。
派遣になって働き方がかなり変わった
私自身、正社員から派遣エンジニアになったことで、働き方がかなり変わりました。
年収も、
- 正社員:約450万円
- 派遣:約600万円
程度まで上がりました。
しかも、
- 上流工程
- PM業務
- 提案
など、より市場価値につながる仕事も増えました。
そして何より、
「スキルベースで見られる感覚」
がかなり合っていました。
社内政治より、実力重視。
これはかなり働きやすかったです。
客先常駐で重要なのは「環境選び」
結論として、客先常駐そのものが悪いわけではありません。
重要なのは、
「どんな案件に入るか」
です。
例えば、
- 単純監視だけ
- 成長できない現場
- ずっと夜勤
などは、将来的に厳しくなる可能性があります。
一方で、
- 設計構築に近い
- 上流工程が見える
- 大規模環境を経験できる
案件なら、市場価値はかなり上がります。
結論:客先常駐は「環境次第」
客先常駐は、確かに辛い部分があります。
だから「やめとけ」と言われるのも理解できます。
しかし、実際には経験できることも多いです。
特にインフラエンジニアは、実務経験がかなり重要です。
運用経験や障害対応経験は、その後のキャリアにも活きます。
重要なのは、
「今の環境で成長できるか」
です。
もし、
- ずっと単純作業
- 評価されない
- 将来が不安
と感じているなら、案件を変えるだけでもかなり状況は変わります。
まずは市場価値を知るのがおすすめ
今の環境だけで判断せず、まずは市場を見てみるのがおすすめです。
実際に案件を見ると、
- 自分のスキルでどれくらい年収が上がるか
- どんな働き方があるのか
がかなり見えてきます。
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