「ネットワークエンジニアで年収1000万円は目指せるの?」
ネットワークエンジニアとして働いている人や、これからインフラ業界に進みたい人なら、一度は気になると思います。
結論から言うと、ネットワークエンジニアでも年収1000万円は十分に目指せます。
ただし、何となく運用を続けているだけでは、年収を大きく上げるのは難しいです。
私自身も、新卒で入社した会社ではネットワーク運用からスタートしました。
当時の年収は約450万円程度です。
そこから派遣エンジニアになり、年収は約600万円程度まで上がりました。
さらに、PM、プリセールス、上流工程、フリーランスと経験を広げることで、年収1000万円を超えるところまで到達しました。
この記事では、私自身の経験をベースに、
- 新卒運用時代に感じた限界
- 年収を上げるきっかけになった行動
- 派遣エンジニアで得た経験
- 年収1000万円を目指すために必要な考え方
を、時系列で解説します。
目次
新卒時代はネットワーク運用からスタート
私のキャリアは、ネットワーク運用から始まりました。
新卒で入社した会社では、企業向けネットワークの運用や保守に関わっていました。
主な業務は、
- 障害対応
- ログ確認
- 機器監視
- 設定変更
- 問い合わせ対応
- 保守ベンダーとの調整
などです。
運用の仕事は、企業のインフラを支える重要な仕事です。
ネットワークが止まれば、業務そのものが止まることもあります。
その意味では、非常に責任のある仕事でした。
ただ、実際に働いて感じたのは、
運用は成果が見えにくい
ということです。
ネットワーク運用は「何も起きないこと」が成果です。
障害が起きなければ、それは良いことです。
しかし、上司や経営層から見ると「普通に動いている」と見られやすい。
これがかなり難しいところでした。
正社員時代に感じた年収の限界
新卒で入社した会社では、年収は約450万円程度でした。
もちろん、新卒から考えれば悪い金額ではないと思います。
ただ、仕事の責任やプレッシャーを考えると、正直モヤモヤすることもありました。
特に運用系の仕事では、
- 夜間対応
- 休日対応
- 障害対応
- 目標設定の難しさ
- 評価されにくさ
がありました。
トラブルが起きれば対応する。
でも、何も起きなければ評価されにくい。
この働き方を続けていて、どこまで年収が上がるのだろうかと不安を感じるようになりました。
この時に気づいたのが、
社内評価と市場価値は必ずしも同じではない
ということです。
社内で評価されにくくても、市場では評価される経験があります。
逆に、社内で長く働いていても、市場価値が上がっていないケースもあります。
この違いを意識するようになったことが、年収を上げる最初のきっかけでした。
派遣エンジニアになって年収が上がった
年収を上げる大きなきっかけになったのが、派遣エンジニアという働き方でした。
正社員時代の年収は約450万円程度でしたが、派遣エンジニアになって年収は約600万円程度まで上がりました。
これはかなり大きな変化でした。
しかも、ただ年収が上がっただけではありません。
仕事内容も変わりました。
派遣時代には、単純な運用だけでなく、
- 提案
- 要件整理
- PM支援
- 設計支援
- 顧客折衝
など、より上流寄りの仕事に関わる機会が増えました。
ここで感じたのは、
環境を変えるだけで、評価されるポイントが変わる
ということです。
正社員時代は、社内評価や目標設定に悩むこともありました。
しかし派遣では、よりスキルや経験ベースで見られる感覚がありました。
もちろん派遣にもデメリットはあります。
ただ、私にとっては、スキルを活かして収入を上げるきっかけになりました。
年収を上げるには運用だけで終わらないことが重要
ネットワーク運用の経験は、決して無駄ではありません。
むしろ、かなり重要な土台になります。
なぜなら、現場の障害や運用の大変さを知っているからです。
ただし、年収を大きく上げたいなら、運用だけで止まらないことが大切です。
例えば、運用経験を土台にして、
- 設計
- 構築
- PM
- プリセールス
- セキュリティ
- クラウド
へ広げていく必要があります。
私自身も、運用経験があったからこそ、その後のPMやプリセールスに活かせました。
障害対応を知っているから、現実的な提案ができる。
運用の大変さを知っているから、現場に無理のない設計を考えられる。
これは大きな強みになります。
重要なのは、運用経験をそのまま終わらせるのではなく、次のキャリアにつなげることです。
年収1000万円を超えるために意識したこと
ここからは、実際に年収1000万円を超えるために意識したことを紹介します。
1. 技術だけでなく顧客対応を経験する
ネットワークエンジニアは、技術だけできれば良いと思われがちです。
しかし、年収を上げるなら顧客対応はかなり重要です。
例えば、
- お客様の課題を聞く
- 要件を整理する
- 技術的に実現可能か判断する
- 関係者と調整する
- 提案内容を説明する
こういった経験は、単価に直結しやすいです。
技術がわかるだけでなく、顧客と会話できるエンジニアは市場価値が高いです。
2. 設計・構築に近づく
運用経験だけでも大切ですが、年収を上げるなら設計・構築に近づくことが重要です。
例えば、
- ネットワーク構成図の作成
- パラメータシートの作成
- ルーティング設計
- ファイアウォール設計
- 移行計画
- 作業手順書作成
などです。
こういった経験があると、案件の幅が広がります。
運用だけの人よりも、設計・構築まで理解している人の方が高単価案件に入りやすくなります。
3. PMや調整業務を避けない
技術者の中には、PMや調整業務を嫌がる人も多いです。
正直、私も最初から得意だったわけではありません。
ただ、年収を上げるうえでは、PMや調整業務はかなり重要です。
なぜなら、プロジェクト全体を見られる人材は単価が高くなりやすいからです。
例えば、
- スケジュール管理
- 課題管理
- 関係者調整
- ベンダーコントロール
- 会議進行
などができると、技術だけの担当者よりも任される範囲が広がります。
技術がわかるPMは、かなり価値があります。
4. 資格より実務経験を重視する
もちろん資格は大切です。
CCNAやCCNPなどで基礎知識を身につけることは意味があります。
ただ、年収を上げるという意味では、資格だけでは弱いです。
重要なのは、実務で何を経験したかです。
例えば、
- どんな機器を扱ったか
- どんな規模のネットワークを見たか
- どんな障害対応をしたか
- どんな設計に関わったか
- どんな顧客課題を解決したか
こういった経験が市場価値になります。
資格は入口として使い、実務経験で価値を高める。
この考え方がかなり重要です。
5. 自分の市場価値を定期的に確認する
年収を上げたいなら、自分の市場価値を定期的に確認することが大切です。
同じ会社にいると、自分のスキルが市場でどれくらい評価されるのかわかりにくいです。
しかし、案件を見ると、
- どんなスキルが求められているのか
- どれくらいの単価が出るのか
- 今の経験でどの案件に入れるのか
- 何を身につければ年収が上がるのか
が見えてきます。
私自身も、市場を見ることで「今のままでいいのか」「次に何を経験すべきか」を考えるようになりました。
年収1000万円を目指すなら働く場所も大事
年収を上げるには、努力だけでなく働く場所も大事です。
同じスキルでも、働く会社や案件によって収入は大きく変わります。
例えば、同じネットワーク経験でも、
- 運用監視だけの現場
- 設計構築に関われる現場
- PMを任される現場
- 提案やプリセールスに関われる現場
では、得られる経験も収入も変わります。
だからこそ、今の環境で成長できるかを考えることが重要です。
もし、ずっと同じ作業をしていて年収も上がらないなら、環境を変える選択肢もあります。
私自身、派遣という働き方に変えたことで、年収も経験も大きく変わりました。
結論:年収1000万円は特別な人だけの話ではない
ネットワークエンジニアで年収1000万円を超えることは、特別な人だけの話ではありません。
ただし、何となく運用を続けているだけでは難しいです。
重要なのは、
運用経験を土台にして、市場価値の高い経験へ広げること
です。
私自身も、最初から年収1000万円を超えていたわけではありません。
正社員時代は約450万円程度でした。
そこから派遣で約600万円程度になり、さらにPM、プリセールス、フリーランスへと経験を広げることで収入が上がっていきました。
年収を上げるために大切なのは、資格だけではなく、実務経験、顧客対応、上流工程、そして市場を意識することです。
今の環境で評価されないと感じていても、市場では評価される可能性があります。
だからこそ、今の会社の評価だけで自分の価値を決めない方がいいです。
まずは案件を見て市場価値を確認するのがおすすめ
もし今、
- 年収を上げたい
- 運用から抜け出したい
- 派遣やフリーランスも考えている
- 今の会社で評価されない
- 自分の市場価値を知りたい
と思っているなら、まずは案件を見てみるのがおすすめです。
案件を見ることで、今の経験がどれくらい評価されるのか、次に何を身につけるべきかが見えてきます。
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